前回の続き、一年たっても継続中のこと。
沢山持ってきたわけではなかったのですが、一つしかない部屋には私の座るスペースしかありませんでした。これは、ピンチ!減らそう。
勿体ない
貧乏性な私には、まだ、捨てる勇気はありませんでした。とりあえず減らす。増やさない。
メルカリをしていたので、本や手芸用品、小物を出品しました。いわゆる、断捨離。
洋服は、二年着ないものは捨てるようにしていました。もともと安いワンシーズンでよれよれになるものが多かったので、思い切ってごっそり、捨てました。もちろん捨てる前に雑巾として再利用はしました(笑)
ストック品は、この頃はまだ、「安い時に買っておこう」と、掃除用品も、日用品もたくさんありました。一人なので減らない。使い切るまで、買わない!と、決めました。
でも、空いたスペースにさびしさを感じるのが、貧乏性の私。ストップ!ここで、思考を切り替えなければ…。
実感したこと
物が多いってことは、一つのものを使う時、選ぶ手間が要る。
洋服なら、どれにしようと組み合わせる時間が要る。さあ、仕事、勉強と、思ったときに周りを見渡すと他のことを思い出したりして集中力(私は微弱)が途切れる。結局後回しにしてしまう。
日用品のとりあえず買うは、一人暮らしには量が多いんです。どうしても場所を確保しないといけない。
食もそう。自炊すると、同じものを何回も。お弁当に入れてもまだ余る。使い切れずに捨てるの勿体ないから、同じ献立しか作らなくなって、料理が嫌になりました。
考えをかえてみる
一つ前、勤めていた会社の上司(歳はだいぶ若い)が、教えてくれたのが効率化。
例えばご飯。「働いているんだから、作る時間が無駄かな。さっと食べて自分の時間作る。」初めての考えでした。
食べたいものを、その時に買う。少し残りそうなら、お弁当にまわす。無駄に捨てることがなくなったうえに、案外一人だと自炊より、安いことを学びました。
YouTubeで人気のリベ大(リベラルアーツ大学)。
ここでも、例えば、「家事を他の人にお金を払って頼む。その分時間が出来るから、仕事や自己投資などに使って、払った分以上の成果をあげる。」これも、初めての考え方でした。
節約するのではなく、まずは固定費を下げること、時間とお金ができると、副業の勉強ができると、いまマイペースで成長中です。
お金の使い方も少し変えました。長く使えるもの、気に入ったものを買う。基本かもしれませんが、散財傾向の私には成長でした。好きな手芸も、まだ手を付ける時間がないなら、買わないと決めました。
考えを徐々に変えることによって、ただ単にもったいないと思わなくなり、捨てること=手離すこと。に変わってきました。
感謝を込めて、自分の所有物を手離す。捨てるにしても、あげるにしても、売るにしても手離すという考えを持つようにしました。
ものを減らして、得たもの。
物が減り、考え方が変わり、気に入ったものの中で過ごせるようになって、得たものもあります。
単に余裕ができた。片付けの時間も掃除の時間も料理の時間も減って、今しないといけないことに集中できるようになった。
この小さな余裕が、今の私のメンタルに、結構影響しています。
生活環境の変化は不安の毎日でしたが、この変化を楽しめるようにもなって、今、とても快適です。
今日は何をしようかな。毎日ワクワクしながら、一人暮らしを楽しんでいます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。